- 関の扉
- せきのと【関の扉】歌舞伎舞踊の一。 常磐津(トキワズ)。 本名題「積恋雪関扉(ツモルコイユキノセキノト)」。 宝田寿来作詩。 1784年初演。 六歌仙の伝説に謡曲「墨染桜」の筋を合わせて脚色したもの。 逢坂山の関で良岑宗貞(ヨシミネノムネサダ)と小野小町の恋物語の後, 関守関兵衛(実は大伴黒主)が墨染桜を切ろうとして, 桜の精にその素性を見破られるという筋。 顔見世舞踊の代表作で, 常磐津の三名曲の一。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.